洋菓子実習と接客技術の基礎を学び、就職に備える
毎日の実習で、洋菓子の技術を身に付けます。プロのパティシエによる現場を意識した授業だから、就職の意識も高まるのがポイント。さらに選択科目では、自分の「学びたい」を追求し、目標に合わせた時間割を組むことができます。
学びのポイント
毎日の実習で豊富なレシピにふれる
2時限通しで行う製菓実習が月~金まで毎日あります。圧倒的な実習量で、1年間で約200種類のレシピを習得することができます。
選択授業で「学びたい」を追求
目標とする将来の姿をイメージして、パイピングやデコレーション、シュガークラフトなどの科目から自分で学びたい科目を選ぶことができます。
自分の成長度合いを知る
本校では現段階での自分の力を確認するために到達テストを実施。今の実力を把握して、苦手を克服し、長所を伸ばします。
オリジナル時間割
必修科目に加えて、最大200時間近くの選択授業を履修できます。気になる授業を好きなだけ取ることができるので、自分のやりたいことや就職を意識した自分オリジナルの時間割を組み立てることができます。
例)Bさんの場合…

Bさんは就職後、ウェディングケーキを作りたいという思いから、シュガークラフトを中心に、将来自分の仕事に繋がりそうな科目を選択しました。
先輩VOICE
実習だけでなく学校行事も楽しめます

小柳 奈菜
[長野県 長野商業高等学校]
この学校を選んだ理由は、毎日実習があるからです。専門学校は1年間通い、その後は就職しようと考えていたので、在学中にとにかく多く実習ができる学校を希望していました。そして、オープンキャンパスのとき、先輩方がとても親切で雰囲気が良く、学校生活のことも教えてくれたので、織田製菓に決めました。皆勤賞もとれたので、自信を持って就職したいと思います。
主な履修科目(必修科目)
洋菓子実習
レシピはすべてフランス語なので、自然にフランス語が身につきます。1 年間で約200 レシピを学びます。
製菓理論・材料
素材が持つ性質や製法を科学的に知るための勉強です。
食品衛生
食品を取り扱う人にとって最も大切な、安全な食品をお客様に届けるための衛生面について学びます。
就職セミナー
履歴書・面接・一般教養対策や挨拶・言葉遣いまで学びます。
選択科目
パイピング
お祝いのケーキなどにメッセージを書いたり、模様を描く技術で、就職したら必ず必要になります。
シュガークラフト
食べるお菓子とは別に、見て楽しむお菓子がシュガークラフトです。繊細な作業ですが、出来上がると芸術品のように美しい作品になります。
デコレーション
花びらを1枚ずつ絞ったお花やフリルで、ケーキに立体感を生み出す技術で、ケーキの仕上がりには欠かせません。
マジパン細工
アーモンドと砂糖でできたマジパンペーストで作る工芸菓子です。可愛い動物やお人形など、自分の作りたいものを自由に作ることができます。
デッサン
デッサンは、自分で考えたレシピを形にするための、最初の設計図ともいえるものです。自分の持っているイメージを形にする表現力を学びます。
ヴァンデューズレッスン
接客の基本を学び、『パティスリーオダ』で本物のケーキを使っての箱詰め練習など、実践テクニックを学びます。
ラッピング
お菓子を引き立てる包装の技術や、お菓子に付加価値をつけるプレゼント放送などを学びます。
マーケティング
いま話題のショップを訪ねたり、気になるお店をリサーチしながらお菓子の素材や組み合わせを研究します。
進路の流れ
コース卒業後、そのまま就職する「単一プラン」、製造販売実習もできる「編入学プラン」、パンをきわめる「進学プラン」により、将来の進路の幅が広がります。