製菓コラム

どんな人が製菓・パティシエの仕事に向いているの?

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製菓分野あるいはパティシエという仕事に向いている人と向いていない人

「菓子職人」という意味を持つパティシエは、その多くが洋菓子店やホテル、レストラン、洋菓子メーカーなどで活躍しています。 パティシエには、お菓子を作るだけではなく、新商品を開発したり、お菓子をより美しくみせたりするための技術も必要です。 ここでは、どのような人がパティシエに向いているかを紹介します。

お菓子作りが好きで研究熱心な人

パティシエになるために特別な資格は必要ありません。専門学校などで基礎技術や知識を勉強したり、洋菓子店で長く修行を積んで技術を身につけたり、お菓子作りに関わる企業や店舗に就職したりすることが一般的です。
お菓子作りが好きであることはもちろんですが、実は最初から仕事としてお菓子作りに携われるとは限りません。
また、パティシエの人数が多いホテルや企業などの分業制をとっている職場では、チームでお菓子作りをすることも多いため、すべての工程に携われるようになるまでかなりの年月が必要になります。

また、お菓子作りにはゴールがないために、パティシエはお菓子作ることだけでなく、食べることも、見ることも好きでないと務まらない職種です。
お菓子作りのことであれば誰にも負けないくらいの気持ちと研究熱心さがあれば、パティシエに向いている人と言えるでしょう。

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体力があって健康な人

パティシエの仕事は立ち仕事が多い上に大容量の材料や大きな鉄板を持ち上げるような力仕事もあり、仕事を初めてからしばらくは筋肉痛や足のむくみ、疲労感に悩まさる人もいます。ケーキを焼くときに火傷することも多いです。
また、繁忙期であるクリスマスシーズンやバレンタインデー前、ハロウィンなどは仕込みのために早朝から出勤することもあり、身体を休める暇もない程に忙しくなります。
特に10月~4月は忙しく、パティシエには体力が必要と言われています。
しかし、ある程度は仕事に慣れることで解決ができますし、製造の現場では繁忙期以外は比較的時間にゆとりがあるので、自分自身が体調管理をしっかりすることで乗り越えることができるでしょう。

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想像力が豊かで手先が器用な人

新しいお菓子を開発したり、多くのお客様に選んでいただけるお菓子を作るためには、ただ美味しいお菓子を作る技術だけはなく、想像力が豊かであることが必要です。

世の中のトレンドを敏感にキャッチするアンテナを張って感性を磨くことを意識するのも大切です。

そして、心の中でイメージしたものをお菓子作りに反映させるためには手先の器用さも必要となります。
もちろん、ある程度は仕事をする中で上達していきますので、丁寧に仕事を進めることができれば次第に身についていきます。

製菓分野・パティシエの仕事に

パティシエに関わらず、体調管理や継続的な勉強(スキルアップ)は働く人すべてに共通して必要なことです。その上で、パティシエはお菓子作りが好きで自身の感性を大切にしている人により向いている職種であると言えます。
魅力の詰まった業界・職種ですので、可能性が感じられるなら製菓分野・パティシエを目指してみてはいかがでしょうか。

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毎年多くの卒業生が、ホテルやレストラン、街のパティスリーやカフェに就職し、一部の卒業生は自分のケーキ店を開業した人もいます。


監修 織田製菓専門学校 教員

カテゴリ:コラム

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